肥料ってなんだろう?

 植物やお花を育てる=肥料と思っている方も多いのではないでしょうか?
インターネットやガーデニング雑誌では「植える前の土に肥料を入れる元肥、その後季節によって寒肥、花が終わった後のお礼肥を与えましょう」と書かれています。

今回は肥料の必要性と種類についてのお話です。

 肥料には大きく分けて化成肥料と有機肥料の2つがあります。
化成肥料とは科学的に合成された肥料のことで、効果に即効性があります。肥料に8-8-8や15-15-15など数字が書いてあるものは化成肥料です。
有機肥料とは油かすや鶏糞など動植物由来の肥料のことで、土のなかの微生物たちが分解した後に効果がでるため、化成肥料のような即効性はなく、ゆっくりと効果がでるのが特徴です。

 化成肥料と有機肥料を比べると、即効性のある化成肥料のほうが良いように感じるかもしれませんが、化成肥料の使用には注意が必要です。山や森では落ち葉や枝などがミミズや微生物によって分解されて植物の栄養になっていますが、化成肥料はこの分解の過程を飛ばしてしまっています。化成肥料を与え続けると土の中の微生物が激減してしまい、保水、保肥能力を失った固く痩せた土になってしまいます。目には見えませんが土の中の微生物はなくてはならない存在です。
ただ、化成肥料の即効性は非常に魅力的なので、有機肥料と化成肥料を上手に使い分けしてください。